クリムゾンキング

エボラ・シンドローム/悪魔の殺人ウィルスのクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

香港で人を殺したチンピラが南亜でまたもや人を殺した上にエボラの除菌者になって「俺はエボラだー!(マジ)」と町中を大混乱に陥れる、知る人ぞ知る人でなし映画w

「八仙飯店の肉饅は世界一ィィィ!」でお馴染みコンビが贈るエボラ罹患者への配慮はおろか人種や動物子供に対する配慮の欠片もない人でなし映画w
今回は饅頭じゃなくてハンバーガー。

エボラの発症がピンピンしてたのにいきなり痙攣しながらぶっ倒れてもはやてんかんの大発作じゃねこれ?とか思うんだけどそんな細かいことは置いておいて、この時代の香港映画特有の顔芸とかお前は霊能者かという頻度で犯人がそばを通るたびに気分が悪くなるヒロインとか(終盤は空気)配慮の欠片もない展開が清々しくて面白い。

陰惨な描写も特にないのであまりいやーな気持ちにもならず、同じような題材というかパンデミック映画の「アウトブレイク」みたいなシリアス路線じゃないので肩肘張らずに楽しめる。
人でなしならw