倉持リネン

ミセス・ダウトの倉持リネンのレビュー・感想・評価

ミセス・ダウト(1993年製作の映画)
3.7
売れない声優のダニエル(ロビン・ウィリアムズ)はその甲斐性のなさから妻に離婚を突き付けられ、大好きな3人の子供と離れ離れになってしまう。

何としても子供に会いたいダニエルは女装家である兄弟を頼り、家政婦のおばあさん「ミセス・ダウト」として元の家に潜り込む!

びっくりな設定ながら、ジーニー役でお馴染みロビン・ウィリアムズの見事な演技力とメイクアップの素晴らしさでミセス・ダウトの存在に説得力があると同時に、ズルして子供達に会うだけでなく子供達に相応しい父親になれるよう努力も重ねるダニエルの姿がいじらしく心温まる。

我らがジェームズ・ボンドことピアース・ブロスナンがめちゃくちゃな目に遭っているのも不憫だが新鮮で笑えた。
倉持リネン

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