缶々

遊星からの物体Xの缶々のネタバレレビュー・内容・結末

遊星からの物体X(1982年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます


擬態生物の存在によって映し出される恐怖心と猜疑心。

クリーチャーの姿形による怖さではなく、擬態という性質が恐ろしい。ホラー的要素はサブとも言え、疑心暗鬼に陥っていく隊員達の姿や心理描写が秀逸。

全編にわたる不穏な空気感を音楽が創り出している。最初はクリーチャーの出現をビクビクして待つ。しかし、その不穏さは人間同士の緊張感でもあるのだと分かると一気に映画に引き込まれる。

おもしろい〜
缶々

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