野添ひとみって作品によって可愛い可愛くないの落差がウルトラ激しい女優なことを再確認、、、
そんな本作も田宮二郎様の1人舞台かと思いきや野外ロケの撮影が美しく、フランス映画を思わせる詩情がある。67年に作られたことを考えると64年の篠田「乾いた花」なんかの松竹ヌーベルバーグの影響は大きかったんか？などと思って観てた。何より田宮と野添がラグビー場のスタンドから練習を観るシーンの、望遠で撮ったシーンなんかは朝の逆光が美しいのはもちろんだが、熟練の職人芸すぎて美しい。

• #2017〜

目的のためには手段を選ばない男といえば田宮二郎！
ウェットに停滞しがちな演出がそんな好みではないが成田三樹夫の前髪、野添ひとみの丸顔、久保菜穂子のやり手ぶり、松岡きっこ(美人すぎる)の謎めき方など皆良かった。

• #tjr2017

夜の銀座を支配するのが夢の、田宮。資金不足で、銀行からカネを引き出そうと危険な行動に。友人の新聞記者からは危ない情報を入手、そこから殺人事件が起き、友人の記者も消される。深入りし過ぎて動きが取れない田宮だが…。