美しい作品でした。
フィクションであったとしても、妙にリアルでしっくりと来る感覚が、とても不思議だった。
いろんな可能性があるのに、年を追うごとにそれらを喪失していくしかないのが人生だとしたら、救いがない。失われた可能性は、抱えたまま生きていくしかない。
好きだ、とたった3文字で伝えるだけでよかったのに、それができなかったふたり。どうしたって戻らない日々。そんな2人が、また出会えるという可能性だけは残されていたことに、救いがあったように思います。
もっと語りたい!笑
だけどいったん筆をおきましょう。
余韻にひたります。