花椒

波光きらめく果ての花椒のレビュー・感想・評価

波光きらめく果て(1986年製作の映画)
3.8
宮尾登美子と戦後女性作家の世界@神保町シアター

夫の部下と不倫して離婚、結局不倫相手とも別れて自殺を図るも一命を取り留め、母親に連れられて都会を離れ、伯父の住む壱岐で更生を図ろうとするも…

よく言えば恋愛体質、悪く言えば下半身の緩い女性を松坂慶子が

個人的にはこういう役の松坂慶子にハズレなし😆

リアルタイムだと私の中で松坂慶子はエロいおばさん(中坊の時に愛の水中花)なんだが、時代や世代を取っ払って見るとこの美貌と妖艶さに魅了されますわ。そりゃあ年下だろうが、普通なら歯止めの効く間柄でも軽く一線飛び越えますって🤣

ただ松坂慶子は良かったが、松坂慶子演ずるヒロインはあの設定でいいのか?という素朴な疑問

男女7人夏物語と同じ年みたいだが、この作品内で大竹しのぶと奥田瑛二の絡みはありませんので
峰岸徹の撮影時期は禁じられたマリコの頃かしら?
花椒

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