菩薩

三重スパイの菩薩のレビュー・感想・評価

三重スパイ(2003年製作の映画)
3.0
キヨシの『スパイの妻』に備えて予習を…と思ったが関係あるのかは知らん、あって欲しいと切に願う。スパイ映画なのに実際の諜報活動場面が一切なく、会話劇の裏側で行われている何かと、その先で蠢く歴史の渦ってのを想像しながら観なければいけないからなかなか脳が疲れるし、当時の世界情勢を多少なりとも頭に入れておかないと🤔ってなってしまう、って事に全部観終えてから気付いた俺の気持ちを察して欲しい。なんだかんだ上階に住む共産党ご夫婦の娘ちゃんのただぼんやりとした不安フェイスがこの物語の行く末を暗示している様な気がしてならんが、なにせあのアマンダ・ラングレがめちゃくちゃ大きくなってておじさんはちょっと嬉しかった。ロメール作品の中では一番布面積が広い気がするが、おそらくノーブラは健在であったと思う。最後「飽きたの?」ってくらいサクッと終わってなんやねん!ってなる。
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