配給はディズニーですが、外部の会社で制作されたため、正式なディズニー長編アニメーションとしてカウントされない場合もある本作
ニモとマダガスカルの完全下位互換な駄作でした
元々期待はせず鑑賞したんだけど、それでも楽しめなかったです
なんといっても展開や映像、キャラクターがどこかで見たことあるようなものばかりでつまらない
上記に名前を上げた「ファインディング・ニモ」にそもそもの設定が似ており、キャラクタービジュアル、展開が「マダガスカル」に酷似してます
マダガスカルはまだいいけど、ニモはディズニー作品なんだから援護の仕様がないです
ディズニーには数々の動物をテーマにした作品が存在しますが、その中でも今作は断トツで完成度が低いと思われます
別に設定やキャラクターデザインが似ていても面白ければいいんだけど、この映画は単純に面白くないです
開始10分でオチが読めるし、ギャグは寒いし、キャラクターに魅力がない
ラストの盛り上がりも無く、キャラ個人個人の存在感がとにかく薄い
人間と動物の絡みもほぼ無いのに、動物達をわざわざ街に出させる設定にしたのもよく分からない
街に進出した動物達を見て、パニくる人々をワンシーンくらい入れても良かったと思います
悪役のカザールは、草食動物である自分が肉食動物を越えるという面白い思想を持っていて悪くなかったです
子供に向けて作られた映画は100も承知なんだけど、ディズニーだったら大人でも楽しめるもっと良い「ライアンを探せ！」を作れたと思うから残念です
