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病院へ行こうのikoanのレビュー・感想・評価

病院へ行こう(1990年製作の映画)
3.4
1990年、私が邦画も観るようになってきた頃の作品。
滝田洋二郎監督、真田広之、薬師丸ひろ子出演。JACのアクション俳優と何で人気あるのかさっぱりわからない歌の下手なアイドルがだんだん俳優として良くなって行く転換期頃の映画ですよね。そうそう、監督の滝田洋二郎さんもちょっと前まで痴漢電車シリーズ何本も撮ってたんですよね。それが今やおくりびとでアカデミー!真田広之はラストサムライでハリウッド進出!薬師丸ひろ子だってお母さん役でいい感じの役者になってますよね。わからないもんです。
で、この映画かなり面白かったです。バブル期、広告代理店で好き放題やってるチャラ男的主人公が留守の間に奥さんが間男とって時に主人公がご帰宅、間男ともみ合って階段ゴロゴロ病院送り、で入院中のあれこれが面白おかしく展開ってコメディ。担当医の薬師丸の軽さ、同僚で恋人?の尾美としのりとの会話、他の入院患者との絡みがなんか良い感じ。主演は勿論、大地康雄始め出演者がみんないいんですよね。バブル期の跳んだ感じと人情話がいいバランス、あれこれあって最後はちょっと良い感じで終わります。
良作!
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