マングースOL

ワイルド7のマングースOLのレビュー・感想・評価

ワイルド7(2011年製作の映画)
2.7
🖋あらすじ
「法では裁けぬ悪党を、裁判にかけずに殺すことを許された警察官」によるグループ、ワイルド7。様々な分野からスカウトされた7人のアウトローで構成されている彼らの前に現れたのは、謎の美女。彼女の正体に近づいていくと、やがて国家を揺るがす陰謀に行き着くーー。

「 お前らを、退治する 」

🖋一言コメント
(親の影響で)関ジャニ強化期間。というわけで、親が推しているメンバーの丸山さんが出演しているワイルド7を鑑賞。結果、なかなかヒドい(笑)いや期待はしてなかったけれど、なかなか、うーんといった感じ。

🖋感想&考察 ⚠️ネタバレ注意⚠️
悪者が悪者を裁く、という内容で思い出すのはスーサイドスクワッドだが、あれと同じ失敗を数年前の邦画でもやっているとは驚き。主人公たちが全然悪者じゃないというか、無駄に美しく描こうとしていてスベっている。いい加減本物の「悪VS悪」が観たいのだが、ワイルド7は漫画原作らしいので仕方ないのかもしれない。あと全体的に中二病っぽい。いや、私は中二病な映画は大変好きだが、中途半端すぎて見ていられない。もっと極めてくれれば格好いい!となるシーンも中途半端なせいでイタいものに仕上がっている。それと7人もいるせいでそれぞれの背景が描ききれず、全体的に乱雑な印象も受けた。これは前後作にするか、ドラマの方が向いていたかもしれない。
それでも良かった点もあって、バイクファンには堪らないほどバイクでのアクションが多い。建物の中で乗り回したりするシーンはなかなか盛り上がった。邦画には珍しくドンパチしていたところも銃撃シーンが大好きな私としてはポイントが高い(リアリティがないと言われればマイナスになるかもしれないが)。そして深キョンが可愛い。ジョーカーゲームもそうだが深キョンのおかげでポイント高めに設定する方すらいるんじゃないかってくらい深キョンが可愛い。言いたいことはそれだけ。
バイクファン、ドンパチ好き、なんか軽いアクション観たい人、中二病の気分を思い出した人にはいいかもしれない。