このレビューはネタバレを含みます
後天的な聴覚障害とはいえ、あんなに会話が成り立つのか?とは思ったが、そんなことはどうでもよくなるくらい観ごたえがあり、これぞ映画って感じだった。ハッとするショットが多いし電車の使い方が上手い。
卵が割れるエピソードから悲劇を想像していたけれど、仰げば尊し…?気を付けて…?えっここから死ぬの??と意外な展開だった。
子供の頃(平成)に、問いかけに反応しないと親から「おし」とか「つんぼ」って言われたもんだから、昭和の終わり頃には既に差別用語として扱われていたと知って私は少し驚いた。