名もなく貧しく美しくの作品情報・感想・評価

「名もなく貧しく美しく」に投稿された感想・評価

彼ら夫婦に世間は容赦ない言葉を投げかける。息子は母親に学校には来てほしくないと言う。弟は犯罪者、姉は母を捨て、貧困も続く。それでも夫婦はまっすぐ懸命にに生活を続ける。まるで中学英語の直訳のようなシンプルな文体の字幕で表される二人だけの手話空間が本当に眩しく愛おしかった。ラスト、なぜあんなことに。(新文芸坐)
bakuro

bakuroの感想・評価

3.5
秋子に子供を産むなと言っていた母親が、子供が生まれたらすごい喜びようなのが良かった。
セリム

セリムの感想・評価

3.5
高峰秀子の凛とした美しさと気品。
そして圧倒的な演技。
内容も心に訴えかけてくる…
素晴らしい作品です。


なんだけど…

最後がなぁ…。
これはチョットないでしょう。
加山雄三には驚いたけどネ。

満点つけたい作品なんだけど、ラストシーンでマイナス1.5点😞
drgns

drgnsの感想・評価

3.9
時代的にも環境的にも苦難の多いなか、慎ましくとも幸せな生活を送ろうと努力する夫婦の姿が美しい。作中、ああ耳が不自由だとこんな時に不便なのか、と思う場面が何度もあって色々気付かされました。

秋子と道夫が手話で話すシーンは街の喧騒が消え、静かな音楽が流れて、耳の聞こえない2人の世界に入り込んだような不思議な感覚に。手先の動きがとても優美で、字幕のフォントも味があって素敵だった。特に列車のシーンは稀代の名場面だと思う。

戦後の街並みや生活が段々変わっていく様子もわかりやくてよかった。あと個人的には秋子の母親が好き。彼女もかなりの苦労人なのに前向きで働き者で素晴らしい。なのに弟はどうしてああなった‥

ラストは‥只々辛い。内容がハードだっただけに別の終わり方を観たかったなぁ‥
電気羊

電気羊の感想・評価

4.4
聴覚障害者の夫婦とその家族の、切なくそして心温まる物語。貧しいより金があった方が良いし、肩書で評価されるのも世の習いとはいえだ。本当の幸せとは、富でも名声でもなく心の中にあるということを分からせてくれる名作。最後まで清々しい気分で観終えるのかと思ったら、まさかの交通事故!?いやいやいや、ミリオンダラーベイビーじゃないんだからバッドエンドは勘弁。
maiho

maihoの感想・評価

5.0
タイトルの前のあの手だけの映像も凄い...... 抑えきれず、溢れるばかりだった..
★★★liked it
『名もなく貧しく美しく』  松山善三監督

高峰秀子&小林桂樹

苦難を乗り越え、支えあいながら生き抜いていく
ろうあ者同士の美しき夫婦愛

結婚していいんですか
子供を産んでいいんですか
1人目の子供を死なせてしまったこと
幼い一郎に避けられたり、かわいそうやった

道夫が秋子を説得する電車の窓ガラス越し
での手話シーンよかった

これは泣いちゃったわ

Love Love Love English Version
by Dreams Come True
https://youtu.be/dnof0wft_kQ
はな

はなの感想・評価

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録画し損ねて後半から…
いつかちゃんと見たいから記録
こんな映画があるなんて、やっぱり昔に憧れてしまう
あとは映像がとっても綺麗
放送禁止用語なんてどうでもいいんじゃないかと思える
ラストはなんとも…
ゆにけ

ゆにけの感想・評価

3.9
小林圭樹と手話で話す高峯秀子の儚い美しさは特筆すべき。
そして、二人が語る無音の言葉は人として忘れてはいけない矜持、謙虚さとひたむきさがストレートに現れる。
加えて、愛情溢れる原泉の演技、特に最後の慟哭は胸を打つものだった。
障害者に容赦の無い世間で真っ直ぐに生きた家族の澄んだ美しさには、私のくすんだ心も浄化されるように静かに涙が流れる。
記録
木下恵介の愛弟子である松山善三の監督デビュー作にして、戦後にかけて聾唖の夫婦とその息子との貧しくも健気に生きる様を描いた作品。主役の2人は難役を見事にやり遂げ、そして本作は''人間は助け合いながら生きる''という教訓を得られた様な気がした。
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