♯158 私はゴールデンハーベストのカンフーアクションが大好きです。
孤児の２人が武闘家の家で世話になって成長する。兄弟子がライバルの道場からの金に目がくらみの獅子舞の八百長に加担。さらに道場にデリヘルを召還。それが師匠にばれて一門を破門されてダークサイドへ。容姿や持ち物が似ている弟弟子(ジャッキー)が役人に追われてしまうカンフーコメディ。
◆良い点/注目ポイント
・私の大好きなカンフーの要素を大体抑えています。
１・拳銃の使用は厳禁！ 武器は青龍刀・槍・ヌンチャク・三節墾・棍・棒まで。
２・洋服はチャイナ服・チャイナドレス推奨。
３・太い線香。
４・長椅子を使う。（できればマイ椅子ではなくて食堂のものを食堂内で）
・河本の演じる「お前に食わせるタンメンはねえ！」のモデルが登場します。
・ユンピョウが喧嘩に出かける時に【マイ長椅子】を持っていくところがツボです。中学生が修学旅行で買った木刀を持って出陣する勢いで、イスを持参ｗ。でも椅子アクションが見れて幸せです。
・扇子を使ったアクションが『イーアルカンフー』を彷彿とさせます。
今年の夏USJに行った時中国人が同じくらい巨大な扇であおいでいました。(あのサイズは飾りじゃなくて実際に使うんだあ・・・と感心しました。)
◆改善点
・食堂のシーンでなんと乱闘騒ぎが発生なし！
ジャッキーがテーブルの上を逃げ回る→アッパーカット炸裂→敵が吹っ飛び机が真っ二つに！がありません。
・ボディーブローを食らったときに血を吐きません。
・最後の「終劇」の時に登場人物がジャンプしない。＋縦長に画面が伸びません。
◆総括
・ラスボスのアクションが、打撃オンリーでなく日本の少林寺拳法の柔法や合気道のような小手返しを多用していて見ごたえありました。また青龍刀が素手のカンフーに全く歯が立たない所もお約束通りでした。近いうちに『霊幻道士』駅伝をします。
キアヌ・リーブスを大好きな若い人に是非観てもらいたい作品です。
-2019年158本目-
