なんと純粋な子供の心。
造られた大人の湖はにごり、
そこに子供の純粋さという、
あおあおとした蓮の葉が浮いている。
その葉は水の波動については行けない。
そんな映画でした。
禁じられた遊び(1952年)
ルネ•クレマン監督
お墓を作る遊びを
純粋に愛したこどもの話。
淡々と描かれるが、
煮えきれない狂気がそこにある。
それは大人の戦争という、
子供には耐えられない波動がつくった
子供の逃げ道だったと思うと、
胸がくるしい。
お墓の何が怖いの?
一人で土に入るなんて可哀想!
というポーレットの視点は、
新しい芽でした。