エコールのshogoのネタバレレビュー・内容・結末

原題は「Innocence」＝無垢。世の人間は少女を無垢の象徴として捉えたがりなわけでして、それには昨今のませガキを見てると「そんなことねえぞ！」って言いたくなるのだけど（つまり、おっさんばかりの映画で無垢を描いたら本物）、まあそれは置いといて。
中盤ボートのシーンの絶望と、ラスト噴水シーンでの昇華と、ポイントとなる場面での水の演出が冴え渡ってますな。それこそタルコフスキーばりに。
噴水シーンのボーイミーツガールはこんなのありかってぐらい映画だった。正確にはガールミーツボーイなわけだけど。うーん、これから少年と少女の出会いと言う度に、これを思い出す事になりそう。