このレビューはネタバレを含みます
◯人類の進化、宇宙の果てを描く
壮大な物語
同様のテーマの映画では中途半端に
なることが多いが、抽象的な表現は
多いものの、人類の進化、宇宙の果てを
表現できている。
◯完成度が高すぎる宇宙の表現
この映画が公開された1968年は
アポロ11号が月面に到着するより前で
ある。
にも関わらずこれほどの完成度で宇宙を
表現できるのは狂気の沙汰。
◯AIなどの先進的なテーマ
現代を先取りしたかのような
人工知能HALの登場。
人間の感情を持っているかのように
振る舞い、強制停止されるシーンは
ほんとに怖かった。
◯流石キューブリックの演出
いちいちセットの完成度が高い。
宇宙船内のデザインとか今でも
通用するんじゃ。
◯モノリス
後に様々なSF作品に影響を
与えたモノリス登場。
△難解な表現多数
解釈を視聴者に委ねるような
実験的な映像表現が続くので
人によっては何が何だか
わからなくなる。