あやちゃん

2001年宇宙の旅のあやちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

これは純文学ならぬ純映像学とでも言えるような映画。
だから普通に楽しむものではないという意味で一般受けはしないだろうな。
スタンリーキューブリック独特の雰囲気が前面に出ていて、時計じかけのオレンジを思い出す。ほとんど一緒ってぐらい。
そして当時大阪万博を控えた1968年にこれだけの想像力があったことに驚き。映像技術よりもそこがすごい。ハルなんて今のSiriにAIを搭載したようなものだし、自動運転もできたし、宇宙旅行なんてのも囁かれてるし、でもまだ現実になってない。2018年になっても。2001年を想像してこれだけの発展を期待してたかと思うと、50年でそんなに変わんないよな〜と。
話が逸れたけど、映画の物語自体はストーリー性があるのかないのか、自分には分かりませんでした。。なんとなく、技術の進歩による副作用なりを訴えてるのかな?

とか思ってたけど、最後の最後でほんとに分からなくなった。迷子。スタンリーキューブリックさん、置いていかないでって言いたい。
人類の誕生、地球の誕生、生命の誕生、輪廻転生、繰り返し、みたいなものがテーマ?
ほんとわかんない。勘弁してくれ。
わかんなさすぎてとりあえずすごいんだろうなってことで3.8つけます。
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