はる

用心棒のはるのレビュー・感想・評価

用心棒(1961年製作の映画)
4.2
『ボディガード』でフランク(ケヴィン・コスナー)がこれを62回も見たと言ってました。レイチェル(ホイットニー)とのデートにも選んでいた『用心棒』ずっと気になっていました。


跡目相続がこじれて、一つの宿場に親分が二人。
この二人の共倒れを狙う浪人者、桑畑三十郎の立ち回りがめちゃめちゃかっこよかったです。

黒澤映画はまだほんの数本しか見ていませんが、テーマがシンプルでわかりやすいし、敵味方の区別もつきやすいところが好きです。
今回は丑寅側の親族には干支の名前がつけられていました。加えて、めし屋の親父さんのナビゲーションのおかげでスーっと物語が頭に入ってきました。

このめし屋の料理、現代の私たちにはきっとたいして美味しくないはず。でも三船敏郎が食べるとどれもめちゃめちゃ美味しそうに見える。
口いっぱいにほお張ってご飯を食べたくなりました。

👆感動するところはここじゃないんですが、貫禄や殺陣の素晴らしさを語るほどの時代劇の知識もないので💦 もっと見識を広げたいです。
はる

はる