はる

午前4時にパリの夜は明けるのはるのレビュー・感想・評価

3.6
1980年代のパリ
離婚してシングルマザーになったエリザベートはふたりの子どもを養うために深夜のラジオ番組の仕事に就きました。
それまで働いた事がなかった彼女の生活は大きく一変。しかも息子は反抗期で手がかかります。にもかかわらず、エリザベートはラジオ番組で知り合った家出少女のタルラを引き取り面倒を見ることになりました。
前途多難に見えた家族の再生の物語でした。

特別大きなエピソードもなく淡々と終わった印象ですが、雰囲気は良かった。
この時代のフランスの社会情勢を知ってるともっと楽しめるようです。

家出少女のタルラは目が大きくて映画好き。とても魅力的な女の子でした。
80年代に活躍するも26歳の若さで他界した名優パスカル・オジェがモデルになっているそうです。
タルラが映画を鑑賞シーンがありますが、どれもパスカル・オジェの出演作だそうで、こっちも観てみたくなりました。
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