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悪を呼ぶ少年の一人旅のレビュー・感想・評価

悪を呼ぶ少年(1972年製作の映画)
3.0
ロバート・マリガン監督作。

一卵性双生児の少年、ナイルズとホランドが暮らす農村で発生した殺人事件を描くホラー。
開始5分でオチが読めてしまう稀有な作品。
ナイルズとホランドは対照的な性格の持ち主。ナイルズは素直で優しい性格であるのに対し、ホランドは人目に付かないよう行動し、ナイルズに悪事を働くよう仕向けるといった邪悪な一面を持つ。
双子という設定と、双子に隠された真実が徐々に明らかになっていくという展開はもはや使い古されたネタだし新鮮味はまるで無い。それとなく仄めかす伏線もありきたりなものなので大方予想できてしまう。
演出はメリハリに欠けるため、恐ろしさも半減してしまっている。
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