悪を呼ぶ少年の作品情報・感想・評価

『悪を呼ぶ少年』に投稿された感想・評価

田舎の農場に住む双子の少年、ナイルズとホランド。
長男のホランドはいたずら大好きのやんちゃ坊主。
次男のナイルズは優しくて、霊感のある子。
この二人の周りで不気味な事件が次々と起こり始める…。

私は「もう21世紀にもなれば、このパターンは何度も観てるわよ。こりゃきっと、〇〇〇〇〇の走りの作品ね」
などと、余裕をかまして観ていたんですが、予想を遥かに上回る展開でした。

前半は牧歌的な田舎が舞台で、明るい昼間のシーンも多かったのに、事件の真相が分かってからの後半の不気味さといったら!
おそらく原作があるのでしょうが、映画化すると、たいがいの作品は原作の微妙な風合いを落としてしまうのに比べて、
この作品は大成功しているのではないでしょうか。
現代でも、なかなかここまでジワジワと怖がらせてくれる作品は無いと思います。
じじ

じじの感想・評価

4.1
田舎に住んでいる双子の兄弟 マイルズは良い子だがホランドはいたずら好き 双子の誕生日の日から周りの人に不幸な事が起き始める しかしお婆ちゃんは知っていた…

昔の話なので今見ると先が読めてしまう事もあるがストーリーはとても面白い お婆ちゃんの愛情が凄い
これは結構好き。
ジェリー・ゴールドスミスの眠気を誘うような劇伴もいい。
70年代ホラーの代表作の一つと語られることが多いようだけど全く怖くはない。最初からわかるからネタバレでもよさそうだけど、子供の無邪気な残酷さにゾッとする。
一人旅

一人旅の感想・評価

3.0
ロバート・マリガン監督作。

一卵性双生児の少年、ナイルズとホランドが暮らす農村で発生した殺人事件を描くホラー。
開始5分でオチが読めてしまう稀有な作品。
ナイルズとホランドは対照的な性格の持ち主。ナイルズは素直で優しい性格であるのに対し、ホランドは人目に付かないよう行動し、ナイルズに悪事を働くよう仕向けるといった邪悪な一面を持つ。
双子という設定と、双子に隠された真実が徐々に明らかになっていくという展開はもはや使い古されたネタだし新鮮味はまるで無い。それとなく仄めかす伏線もありきたりなものなので大方予想できてしまう。
演出はメリハリに欠けるため、恐ろしさも半減してしまっている。
〈 おもいでの夏 〉ロバート・マリガン監督、音楽は ジェリー・ゴールドスミス、なんだけれど全くと言って両者の雰囲気が感じられない作品。
デ・パルマ監督の 〈 悪魔のシスター 〉と少し似ている。双子が主人公となるとそうなるのかな?私には解説と原作を読む必要があるかも…

双子のナイルズとホランド。
主導権を握っているのがホランド。
父親の死から始まり数々の死人が出る。
双子なんで2人→1人→2人となる…
すべての謎の死の原因は?
エダから教わる空想遊び、カラスを見て魂をそこに置き換え、自身がカラスとなれる…その遊びが災いとなる。
ストーリーはよくある感じですけど、丁寧な作りで観やすかったです
後半まあまあ怖い

婆ちゃんにテレパシーを指導されるシーンが妙にエロく感じた笑
加虐的な兄と大人しい弟の双子。序盤で色々わかってしまうけど逆にどう見せるのか中盤から急速におもしろくなる子供が怖い系。無垢だからこその狂気。まさかのput in the 樽は発想がエグすぎて絶句…動機はなに?あまりにも短期間で惨劇が起こりすぎて少年の今後もそうだけど家族のメンタルが心配。

双子が実際の双子で見分けがつかないくらいそっくりなんだけど、見てるうちに兄役は少しシュッとしてて前歯が出てて鼻のほくろの位置がこうこうこうで、弟役の子は少し丸くなって愛らしい感じだなって気づいてから見分けつくようになった。あとほくろ(どんだけw)

体の弱いお母さん役の方がとても美人でした…風に揺れるネグリジェ姿で高いところに立つ姿が女神みたいだった。起きあがれたママンの姿が少年もうれしくて、庭にあるバラを摘んで本に挟んでプレゼントするシーンがすごくよかった。こういう粋なことが子供の頃からできるなんてステキ♪日本人男性もこういうのサラッとできるようになったらいいのにね♪
HK

HKの感想・評価

3.5
かなり昔に原作小説を読み、これは絶対に映像化不可能だと思っていたら、映画化されていたと知ってビックリした作品です。
どう考えても映像向きとは思えなかったんですが、脚本も原作者本人と聞いて気になっていました。
今まで観る機会が無かったんですがDVDが安くなってたので買ってしまいました。

なるほど~こういう撮り方をしていたのか~、う~ん・・・
正直言って、小説を読んだ時のショックには及びませんが、読んでない人にはまあアリかな~という感じ。

ストーリーは、アメリカのある田舎で8歳くらい(?)の双子の兄弟の周囲で次々と謎の惨事が起こるというもの・・・
兄のホランドは悪戯好きで動物を虐待したりもしますが、弟のナイルズはそれを止めたりする大人しい性格。これ以上はネタバレになるので言えません。
原題は原作と同じ“The Other”。

原作者のトマス・トライオンという人、実は俳優でもある変わり種。
『ウィンチェスター‘73』『栄光の野郎ども』『史上最大の作戦』などに出演しておりなかなかのイケメン。
そして小説としての代表作は本作や『悪魔の収穫祭』が有名。
これらはスティーブン・キングが自身のデビュー前からモダン・ホラーの傑作として認めている名作。

監督は『アラバマ物語』や『おもいでの夏』のロバート・マリガンで、映像はキレイなんですが演出がちょっと大人しすぎて思ったほどインパクトは感じられませんでした。
時代も時代ですがグロ描写はほとんどなし。
音楽はジェリー・ゴールドスミスでこれまたキレイな曲でしたが印象に残りません。

ところでもう1作の『悪魔の収穫祭』(原題:Harvest)のストーリーは実は昨年のヒット作『ミッドサマー』とソックリ。
あきらかにアリ・アスターが影響を受けているとわかる内容で、まさに原作小説と同じようなシーンがたくさん出てきます。
ただし、私は『悪魔の~』は人間が恐ろしいホラー小説の傑作だと思いますが、『ミッドサマー』の方は不快さの方が勝って好きになれませんでした。
サイコパスな子供が主役のサスペンスムービー😨☠️先日鑑賞した「悪い種子」とは、全く異なる視点による映画😨
1930年代のアメリカ郊外🇺🇸の農村を舞台にして展開される邪悪な物語☠️

仲の良い双子の兄弟、兄のホランドは活発だが悪知恵が働き、弟のナイルズは心優しく母や高齢の祖母の事を気遣いながら、毎日を過ごしていた。
やがて農村に不穏な事故が起き始める…😨兄のホランドの次第に目に余る行動にナイルズは心を痛めるが…

冒頭のテーマ曲は安定のジェリー・ゴールドスミス☺️どこか優しいけど不安を呼び起こす旋律が流れる。不穏な出来事がエスカレートしてクライマックスを迎える本作は、半ば過ぎまでは悠然としているが、後半は一気に畳み掛けてくる😨
ひねりの効いたストーリーは今観ても、じっとりと楽しめました🎬😆
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