はる

トータル・リコールのはるのレビュー・感想・評価

トータル・リコール(2012年製作の映画)
3.3
コリン・ファレル版のリメイクがある事を全然知らなかった!
「世界宇宙週間」にちなんで朝からWOWOWのSF特集をつけっぱなしにしていました。


21世紀末。科学戦争の結果、人が住める環境は、富裕層が暮らすブリテン連邦(イギリス周辺)と労働者階級のコロニー(オーストラリア)の2ヶ所のみ。コロニーの人々は毎日ブリテンへの通勤を強いられていました。

オーストラリアからイギリスへの通勤。移動時間はたった17分。その移動手段が衝撃でした。まさかのマリオ方式!

コリン・ファレルがいつ火星に行くのか?どんな火星なのかを楽しみにしていましたが、行かないのね😅
濡れタオルを頭に巻くこともやっていませんでした。当たり前か。
逆に、保安検査所におばちゃんを配置したり、あの娼婦が登場したりと、オリジナルに通じるところもありましたが。
街並みが『ブレードランナー』そっくりだと思ったら、原作者が同じなんですね。

バトルシーンが多めなので後半は少し飽きてしまいましたが、コリン・ファレルの立派な眉毛とケイト・ベッキンセールのべっぴんぶりを楽しめました。

この日のSF特集、『ライフ』『パッセンジャー』『エリジウム』『トータルリコール』
どれも地球環境が悪化した事から始まっていました。
現実に行われている宇宙開発も、将来の移住を考えたものに変わってきています。
あと300年くらい生きて地球の行く末を見届けたくなってしまいました。
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