レン

俺たちに明日はないのレンのレビュー・感想・評価

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)
4.8
時代背景的にはヘイズ・コードが撤廃され、アメリカ社会はカウンターカルチャーが幅を利かせている。そんな中で当時の映画界のタブーに挑戦しアメリカン・ニューシネマの先駆けとなった今作。今も色褪せることのない勢いのある作品。犯罪者をヒーローとして描き、ハリウッド初のスプラッター描写もある。そして黒澤明映画からその技法の着想を得たという衝撃的なラストシーン。

ゴダールとトリュフォーの作品を観なくては。
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