ねぼ

俺たちに明日はないのねぼのレビュー・感想・評価

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)
3.8
世界恐慌の暗黒時代に2人は出会った。世の中への抵抗。危険な香り。2人を突き動かしたものは愛と好奇心であり、2人は1つの世界に生きていた。次第に追い詰められ、明日を生きることが出来なくなっても、2人の愛は消えることはなく、燃え続けた。
実在の人物ボニー&クライド。あまりにも有名が故に手に取ることは無かった本作。しかし鑑賞中笑顔の2人を応援している自分がいた。彼らは犯罪者ではあるが果たして悪人であったのか。そして鑑賞後なんとも言えない喪失感を味わった。ロマンティックな彼らの最期はあまりにもリアリスティックで呆気ない。「俺たちに明日はない」まさにその通り。彼ららしい最期とも言える。
ねぼ

ねぼ