ゆんぶりっく

麻雀放浪記のゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

麻雀放浪記(1984年製作の映画)
3.5
真田広之主演の麻雀映画。
戦後復興期を舞台に真田広之演じる“坊や哲”が賭け事の世界に身を興じていく。
様々なエピソードが連なっている構成で、ラストはドサ健や出目徳らとの真剣勝負。
今からながら中学校の頃に読んでいた「哲也」って本作が原作なんですね。なので二の二の天鳳はぞくっと来ました。

ヒリつくような勝負の世界に身を置く博徒たちの映画なのですが、なんだかんだ俳優陣で1番印象に残ったのは大竹しのぶの演技でしたね。

「哲也」で房州さんは好きでしたが本作でも出目徳が良かったですね!
純正の天鳳を上がるも死亡。残された面子は、彼の形見すら次の賭けに使うという生粋の博徒たち。
家の権利書も愛する女すらも賭けて戦う姿はどう考えてもドクズなんですが、その破滅を厭わぬ姿勢が何故か魅力的に感じてしまうんですよねぇ
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