昭和28年、1953年版。
戦後からたったの8年、まだ沖縄がアメリカの占領下にあったので沖縄で撮影出来なかった頃の映画。
ひめゆり学徒隊、戦争に巻き込まれて亡くなった女学生たちは200名以上。観ている間はずっと眉間に皺よってたなぁ。悲しすぎる。
モノクロだが米軍の爆撃や機銃掃射、セットや所持品はリアル。特に役者付近で爆発が起こる所など凄い。これだけのものを昭和28年によく作れたなぁ。
昔の映画なので皆早口だったり音が悪かったりでセリフは聞こえにくい所もあるが、そこまででも無かった。
戦争の悲劇をしっかりと描いた作品。忘れてはいけない日本の歴史ですね。