このレビューはネタバレを含みます
終戦からたった7、8年でこの作品を作って公開したことに、まず驚嘆した。
実際に戦争を知っているスタッフ(キャストもか?)が作っているからこその、半端ないリアリティが伝わってくる。
日本国内で唯一…
あの悲惨な戦場でも彼女たちの若々しさはずっと色褪せない。
さっきまで普通に会話してた友達が一瞬で二度と話すことの出来ない存在になってしまうというのは、到底想像がつかない。つくわけがない。
戦争は惨…
戦争映画で女性の登場が多いと、地獄のなかでも華があって、異質だった
同世代の女学生達が自分のことは二の次でひたすら仕事をまっとうするすがたは衝撃で
当時の過酷さなんて、考えても考えても分からない…
(35mm)
戦後まもなく本作が撮られたこと自体に絶対的な価値がある。
司令部から解散させられてセーラー服に着替える(戻る)ことで、皆の表情が柔らかくなるのが印象的だった。
みなしごになった子供…
戦後わずか7年で本作が作られたことに驚き。
やはり戦争を経験しているスタッフが作っているので、リアリティが凄い。特に女学生達が敵兵に打たれかけた後に、何事も無かったのかのように話しているのに衝撃を…
戦争の悲惨さ恐ろしさを克明に描いている。
洞窟をそのまま利用しただけの簡単な野戦病院で、負傷した兵士たちを懸命に看護する女学生達の奮闘ぶりにはただただ感心させられる。
限られた物資と少ない食料の状況…
この作品を、この時期に35mmフィルムで上映してくれる映画館がまず、素晴らしい。
名前は知っていたけど、鑑賞するのは初。もちろんフィクションというか作りものだとは分かっているけれど、そこで確かに行…
今年は沖縄復帰50周年ということで昔見た作品のレビュー書き起こし。高校時代、修学旅行で本島に行く際事前学習で鑑賞したもの。
当時女子校に通っていたので、突如学園生活から戦場へと彼女達を取り巻く世界…
病院の描写が、『ドンバス』の避難所のそれと重なる。両者ともに人間が鮨詰め状態にされているだけでなく、「穴蔵感」というか、外との関係がわからなくなってしまうような感じがする。「どうなっているのかよくわ…
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