ぺー

ゴールデンスランバーのぺーのネタバレレビュー・内容・結末

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

映画 ゴールデンスランバー(2010)日本/137分
監督 中村義洋
脚本 中村義洋 林民夫 鈴木謙一
原作 伊坂幸太郎
主演 堺雅人 竹内結子 劇団ひとり 濱田岳
  大森南朋 香川照之 渋川清彦 柄本明

オズワルドのように首相暗殺犯に仕立てあげられた青柳が指名手配犯となり追われる身なるというあらすじだけで好きになりそうな話だが結構良かった印象を持った作品であった。回想が沢山あるのは少々ダルいが、散りばめられた伏線がちまちまと回収されていきラストで一気に伏線回収されるのが面白かった。過去にヒーローになったとしても過去に縋るのは止せ、無様な姿を晒してでも逃げろ、生きろというメッセージ性を持ちつつ、このまま幸せに報われて欲しかったが悲しくて切ない選択を選んだんだなと思った。
ラストの青柳の整形ががまさか冒頭にくるとは思わんよな。
原作が伊坂幸太郎というだけて伏線名人だと個人的には思っているのだが良い意味で期待を裏切ってくれる。
そして黒幕は恐らく黒スーツを着た警察上層部。香川照之の演じた登場人物に対して「青柳は本当に犯人だと思うのか?」みたいな発言した時香川照之が戸惑っていたので命令によって青柳を追い詰めていた?となると犯人は石丸謙二郎が演じたアイツ。アイドルを救って有名となった青柳を標的にしたズルい奴だ。



よくできました。
ぺー

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