#1212
2004年 アメリカ🇺🇸映画
監督はピーター・ジャン・ブルージ
(別名ブルッヘ)
制作が多く「マイアミ・バイパス」などを手掛けている。
この監督作品が観たくてこの映画を観たわけではない。目的はヘレン・ミレンだ。
ロバート・レッドフォード、ウィレム・デフォー、そしてヘレン・ミレンという豪華俳優人共演の誘拐サスペンス。Filmarks評価2.5通りのハズレ映画。
ヘレン・ミレンはさすが。この年齢59歳ではこんな感じだったのか、という楽しみで見せてもらった。この年齢はこの年齢のまた違った味わいがある。
ビジネスで成功し、豪邸に住む夫婦ウェイン(ロバート・レッドフォード)とアイリーン(ヘレン・ミレン)。子供、孫にも恵まれ幸せな日々を送っていたが、ある日ウェインが誘拐されてしまう。
誘拐したのはウェインの元部下でリストラされ職を無くした男アーノルド(ウィレム・デフォー)だった。
しかしこの男の任務は山小屋にウェインを連れていくことだけで、主犯は別にいるような口ぶりだ。そして犯人から身代金要求の電話がかかる。
まあ、ここまでは面白そうなのだが、後半化けの皮がはげるというか、何、これという感じだ。想像していた犯人は思わせぶりだけで犯人ではなく(これは私の推理だから監督に責任はない)なに?で終わってしまう。
ジャケ写だけ見ると面白そうなんだけどなぁー。
結局、ロバート・レッドフォードもウィレム・デフォーも拍子抜け。彼等が悪いわけではない、脚本、監督、制作が悪いのだ。
訳のわからない邦題^_^をつけたスタッフも悪い。
私は初期の目的は達成したのでいいのだが。
ヘレン・ミレンファン以外は観ない方がいいかもしれない。
2023.05.30視聴247