さわら

暴(や)る!のさわらのレビュー・感想・評価

暴(や)る!(1978年製作の映画)
4.0
色白・美白と言われてるなか、八城夏子の日焼けがすごくよかった。

砂糖に群がるアリの如く、八城夏子に群がるレイプ魔たち。善意をみせる主人公を、森でホテルでガソリンスタンドで病院で犯す。まさに不条理劇だとは思うのだけど、「さ、次いこー」とテンポよかったり、またレイプ魔を襲う男色軍団が現れたりと喜劇ですらある。

ラストの展開すごい。あの茫然自失とした顔は、まさに自分たちと同じ顔をしていた。