傑作『犯す」の安春=夏子コンビ。またしても素晴らしく過激な作品を放ってくれた。
夏っちゃん(役名がないのだ)が前半だけで6回も犯されるのだ。なんという不条理で理不尽な世界なのか。まず、ジャッキを貸し…
名作「暴行切り裂きジャック」(1976)の長谷部安春と桂千穂の名コンビが手掛けた日活バイオレンス・ポルノ。休暇に山あいの道をドライブしていた八城夏子が、修理を装ったトラックドライバーにレイプされてし…
>>続きを読む桂千穂の狂いきった脚本を至極クールに調理していく長谷部安春。ポルノを撮ることに興味が無いから、強姦を純粋な「暴力」として捉えている。その感覚が本作にはピッタリ。常に心ここにあらずといった表情の八代夏…
>>続きを読む長谷部安春×桂千穂×前田米造×八城夏子。ということで期待していたけど、うーん。どこに行ってもひたすら襲われて、でもなんかひたすらボンヤリしている八城夏子。毎回その繰り返しだからだんだん飽きてきちゃう…
>>続きを読むタイトルバックかっこよい。犯され騙され犯され騙され…どんなオチになるんだろうと思うくらいのループ。マジックミラーでラブホ覗けるスナック?すごいアイディアだな。戦わずして逃げ切れたラスト、崖から真っ逆…
>>続きを読むむかしカナザワ映画祭で見たわ、と気づいたけど、おもしろすぎて余裕でもう一度見られた。
うすらぼんやりした豊満な美女が、品川ナンバーの自動車に乗って田舎へやってくるが、そこはレイプにしか興味のない土…
話はホラーなんだけど不条理が度を超えてコメディになってる悪趣味。果たしてどう終わるのかと思ったらあの唐突でヤケクソなラスト。声出して笑った。『メイクアップ』のような衝撃。個人的にはあの終わりのためだ…
>>続きを読むべーさん最後のロマンポルノ監督作。長谷部組のミューズ・八城夏子を主演に、旅の途中で男の理不尽な性に犯され続けるヒロインの姿から、男をあしらい戦わない女は負け(自立しなさい)という監督の言葉が聞こえて…
>>続きを読むスタンドの店員が車の修理費として15万3千円を請求するくだりや、強姦しておきながら次の瞬間に治療費を請求する医者のくだりなど、よくこんな脚本を書けるなと驚く。心情や背景の深掘りなど気にせずとことんア…
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