さわら

最後の決闘裁判のさわらのレビュー・感想・評価

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
3.5
たとえ「真実」だとしても虚偽とし沈黙を強要される。何よりその圧力が性別・世代間から生じるものではなく、“とてつもなく大きなもの”が発せられているという絶望感。戦いに勝って、心は負ける。あぁ地獄。
で、いま。眼前に広がる14世紀ヨーロッパとさして変わらぬ世界。声なき声を聞け。