若者が自由を求める姿と、それを抑圧する人々。
ジョージ・ハンセンの「恐いんだよ。」というセリフが全てに感じる。
アメリカン・ニューシネマらしいラスト。
ストーリーはほぼ無しと言っても過言ではない。
軽快なロックンロールと共にアメリカの広大な土地を走り抜けるバイク。まるでMV。
間に挟まれるのは、当時のアメリカを映す映像たちと、主人公たちと一緒にラリった気分になる映像。
現代においては、純粋に映画作品として楽しむというだけでなく、
アメリカン・ニューシネマというハリウッドの歴史、さらにはその先にあるアメリカの歴史に触れるためにも鑑賞すべき作品だと感じました。