何回見てもオープニングクレジットは、カッコいい。これに大体みんなやられるが、内容は、キャプテンアメリカのアメリカ地獄巡りのような様相であり、70年代アメリカを活写している。ベトナム戦争の影響で疲弊したアメリカだ。若者はヒッピーになり保守に反抗し保守は、保守で田舎は、宇宙人にしか見えない彼らを嫌う、しかも憎悪と殺意を持って。冒頭のコカイン取引にフィル・スペクター出てきて今ごろ驚く。大滝詠一のDJで死ぬほど聞かされるウォールサウンドの出元。動くフィル・スペクターを初めて認識する。ラストを見るにつけやるせない気分にさせられる。アメリカンニューシネマやね〜という感じ。