ブサ猫太郎

プレデターのブサ猫太郎のレビュー・感想・評価

プレデター(1987年製作の映画)
2.6
人命救助のミッションのためジャングルへ送り込まれたコマンド部隊。そこには内臓だけ残されているという奇妙な状況が。さらに見えない刺客により隊員たちが襲われていく…

ジャングルの中でコマンダーが透明なバケモノと戦う物語。

「シュワちゃん×透明なバケモノ×ジャングル」
パッと聞くと面白そうなキーワードで構成されている本作。実際に筋肉ムキムキのシュワちゃんがこれでもかとパワープレイを披露するシーンにはクスりとする場面も。

ただ、時代的にしょうがないことかもしれないけど粗雑なCGで全体としてはかなり酷い出来栄えに感じる。レーザーとか透明化とかの演出がショボイ。戦隊ヒーローものかのように味方がバタバタと殺られていく。ディズニー+では「スリル」のある作品として分類されているけれども、それを感じる前に興ざめしちゃう。

また、敵の目的もよく分からず何が起こっているのか理解出来ない。『エイリアン』のシリーズでは、敵の目的が繁殖や殺戮本能にあった。だからこそ、どうして主人公たちに襲いかかるのか理解できた。
ただ、本作の場合はとにかく襲ってくるだけ。なので、ストーリーが頭に入ったこない。

続編はとりあえず観なくていいかな…