2019年 127本目
シャマラン監督の不条理ホラー。最初の人が次々と死んでいくシーン良いですよね〜、これから何が起こっていくのだろうという期待感。不気味な何かが迫ってくるという不安が画面いっぱいに広がります。
結局その「何か」は明かされないし、原因究明も出来ないまんまで物語が終わってしまうのですが、そんな中で主人公の理科の先生が「俺は理系だから理論的にこの謎を推測する!」って言いながら皆を助けていく映画。
でも結局その「何か」に対して出来る事なんて限られているので人々はただ逃げるしかないと言う。空気感染の伝染病が爆発的に流行して治療法が無いのなら多分皆こんな感じにパニックになるでしょうね。
果たしてこの物語はどう収束していくのか?とハラハラドキドキしていたら終盤全く違うハラハラを巻き起こすキジルシ婆さんが出てきて話の展開が変わり過ぎ。
それなら最初からあの婆さんを主人公にして訪れる人々を恐怖のどん底に叩き落とす系のホラー映画も作ってくれよシャマラン、と思ってたらちゃんと後から「ヴィジット」って映画作ってましたわ。
という事で、本筋であるハプニングを起こす「何か」にはもう抗えないらしい中、夫婦の絆を取り戻す為に主人公には何が出来るのか?乞うご期待。