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オーメン4のtakのレビュー・感想・評価

オーメン4(1991年製作の映画)
2.0
テレビ用に製作された「オーメン」シリーズの後日譚。日本では劇場公開された。

子宝に恵まれない夫婦が孤児院から女の赤ちゃんを養子にもらう。ディーリアと名付けられたその娘。成長するにつれ、彼女の周りで様々な異常な事態が起こるようになる。雇われたサイキックに知識のあるシッターは、ディーリアの邪悪な能力を見抜くが、彼女も謎の死を遂げる。死の現場を目撃した妻は、その後妊娠する。身重の妻は私立探偵を使って、ディーリアの出生の秘密を探ろうとする。

今度は少女が悪魔の子に!というお話なのだが、予想を裏切らない出生の秘密。次々に関係者が死に、そして妻が身籠った子も悪魔の子!という展開。テレビ用のせいもあるのだろうが、これだけ次々に新たな展開を見せるのは飽きさせない工夫なのか。

妻を演ずるのはフェイ・グラント。80年代育ちの方は緑色の爬虫類型エイリアンが地球に襲来するドラマ「V」をご存知ではないだろか。あのドラマで心優しい異星人(演ずるのは「エルム街の悪夢」のロバート・イングランド)の子供を身籠る女性を演じた女優さん。今度は悪魔の子かっ!?と映画館の暗闇でニヤニヤしてしまった。

ショックシーンは数は多いが大したことはなく、少女ディーリア出生の謎解きがメインテーマ。タイトルが「オーメン」なんだもん。想像通りの結末があなたを待ってますw。

試写会にて鑑賞。
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