ジャクリーン・ビセットの若い頃の出演作が観たくてセレクト。女優のセクシー場面を集めた雑誌の特集とかに載ってて、扇情的な邦題のせいでなんとなく記憶に残ってた映画。
うーん。正直、観なきゃよかったかも。>>続きを読む
「エイリアン3」「逃亡者」などで脚本を手がけたデビッド・トゥーヒーの監督デビュー作とのこと。
地球温暖化の陰で進行していた異星人の陰謀。メキシコに舞台を移す後半は、危機感が高まってきて面白い。だがい>>続きを読む
ジュール・ベルヌの原作を基にジョルジュ・メリエスが製作したサイレント映画。
メリエス自身は劇場主であり、演劇やマジックを舞台にかけてきた言わば興行師でもある。リュミエール兄弟が発明したシネマトグラフ>>続きを読む
セルジュ・ゲンスブールは憧れの不良老人。後世に影響を与えた音楽の偉業はもちろん、関わった様々な女性の魅力を開花させたことにも憧れる。一方で、人を不快にさせることでリアクションを引き出す彼の表現は数々の>>続きを読む
アメリカ大統領選の度に、支持政党や人種をめぐる対立や分断が極めて激しくなる。海を挟んだわが国にいても心配になるくらいだ。そんな大統領選の年に向けて映画人も様々な作品を発表してきた。2024年に製作され>>続きを読む
高校時代に叔父からもらった「湯布院映画祭」のパンフに載っていた本作。当時の最新作として上映されていた。筒井康隆の映画化をふと観たくなってセレクト。
筒井康隆が描くドタバタ、落語のようなオチ、修羅場、>>続きを読む
東京の混雑した通勤電車は、就活と出張くらいでしか経験したことがない。けれども社会人を長いことやっていれば、通勤の交通機関でちゃんと座れることの有り難さは理解できる。ハウツー本として話題になった「通勤電>>続きを読む
長塚京三が演ずるのは退職した大学教授。妻に先立たれて一人暮らし。雑誌の連載も需要が減って、貯金の残高が尽きる日が人生のXデーだと時々口にする。それでも教え子たちが時折尋ねてくれたり、一緒に酒を飲む友人>>続きを読む
原作は未読なので、ファンにとってどれだけ改悪になってるのかはわからない。特に剛力彩芽が出演すると設定やキャラクターがひん曲げられるのはよくあることなので、本作もきっとファンには不評なんだろう。
水嶋>>続きを読む
生意気な中坊だった僕が、映画好きを公言して映画雑誌を毎月買い始め、友達とノリで年間ベストの選出を始めたのは1981年。前年の11月にスティーブ・マックイーンが亡くなり、テレビ各局の映画番組が追悼のため>>続きを読む
ウディ・アレンが初めて監督を務めた初期作品。後の「カメレオンマン」や「ギター弾きの恋」と同じく、フェイクドキュメンタリーの手法が使われている。架空のインタビューを通じて、主人公バージルの生い立ちやキャ>>続きを読む
80年代映画育ちのわたくし、クリストファー・ランバートには妬みしかありませぬ。だって!ダイアン・レインの元夫で、その後ソフィー・マルソーと恋人だなんてっ!😖。とか言いながら、出世作「グレイストーク」も>>続きを読む
フランソワ・トリュフォー監督の初期短編。描かれるのは、フランスの田舎に住む少年たちが年上の女性に夢中になる様子。微笑ましく、最後はちょっとビターな味わいが添えられた良作。
ヒロイン、ベルナデットが自>>続きを読む
久々の試写会。いち早く観る機会を与えていただき感謝です。
幼い頃の家庭環境が原因で学校にも通えず、文字の読み書きができない保。寿司職人として働いていたが退職後、夜間学校に通う決心をする。長年連れ添っ>>続きを読む
お天気キャスターのガブリエルは、母が経営する書店で開催されたサイン会で中年作家シャルルと出会う。シャルルに夢中になった彼女。一方で富豪の御曹司ポールがガブリエルにアプローチをかけてくる。シャルルは妻と>>続きを読む
本編のラストで姿を消したシローとアイナ。本作はその後日談として製作された。あれで終わるからいいんじゃんとも思えるけれど、シローの優しさとバイタリティ、アイナの勇気と気高さと、たった11話でさよならする>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
エヴァスタッフによるガンダム新作か。どんなだろ、テレビ待てばいっかぁ…と思っていた。だが、僕ら世代をくすぐる要素がある…との情報を目にして、もはやじっとしていられなくなり映画館に朝イチで参戦。
宇宙>>続きを読む
フランスのバンド、ダフト・パンクが松本零士ファンであったことから、新曲のプロモーション映像を依頼。東映アニメーションで製作された本作は、カンヌ映画祭でも上映された。2024年に復刻上映されたが、上映館>>続きを読む
個人的プロジェクト「名作映画ダイジェスト250」(ロードショー誌80年12月号付録)制覇計画のためセレクト。
ヌーヴェルヴァーグとカテゴライズされる映画監督たち。ゴダールやトリュフォーはそれなりに観>>続きを読む
僕が初めてウディ・アレン映画を観たのは中学生の時分で、地上波で放送された「スリーパー」(1973)だった。ドタバタのギャグだけでなく、際どい性的なネタもあったから、今思うとよく親は黙認してくれたよな😓>>続きを読む
2025年の映画館初詣。シルビア・クリステルの「エマニエル夫人」は親に隠れて観た世代なもので、同じ原作を再び映画化と聞いて、気になって映画館へ。
あの「エマニエル夫人」とは全然別な話。共通点は舞台が>>続きを読む
大学4年、陪審員制度について考える刑事訴訟法ゼミに所属していた。映画「十二人の怒れる男」を題材にしているゼミ。当時の日本には、国民が司法参加する裁判員制度がまだなかった頃で、陪審制の長所と短所、導入の>>続きを読む
Apple TV+無料の週末に鑑賞したもう1本は、昨年の劇場公開時に見逃していた「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」。
米ソの宇宙開発競争が激化する時代、アメリカのアポロ計画は国民の関心を失いかけてい>>続きを読む
アガサ・クリスティ「オリエント急行の殺人」の映像化で、本作はアメリカのテレビ向けに制作されたドラマ版。申し訳ないけれど、シドニー・ルメット監督版(名作!)やデビッド・スーシェのテレビシリーズ、ケネス・>>続きを読む
Apple TV+が週末限定無料だったので、観たかった2作品を観賞。まずは大好きなジョン・カーニー監督作「フローラとマックス」。
夫と別れて息子と二人暮らしのフローラ。経済的にも厳しいし、息子は窃盗>>続きを読む
前作の延長ではあるが、全く違う世界線の続編。あの頑張るダメ男路線が好きだったのに、ゴッサムシティみたいな暗黒の未来都市で、派手なアクションとダンスミュージックと怒号が飛び交う。ゼブラーマンから白と黒と>>続きを読む
昔からダメ男が頑張る映画が好きだった。その根っこにあるのは、自分に自信を持てない鬱鬱とした気持ちがあったせいだとも思える。だからスクリーンの中に共感できる何かを見つけるのが嬉しかった。励まして発奮させ>>続きを読む
オリジナルの日本アニメ「超電磁マシーン ボルテスV」(1977)は見たことがない。民放2局(当時)の県に住んでいたから、きっと放送がなかったんだと思う。そのアニメがフィリピンで大人気。その作品への愛で>>続きを読む
🎍明けましておめでとうございます🎍
旧年中も戯言レビューにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。2025年も引き続きよろしくお願い申し上げます🙇🏻
2024年間ベストはプロフィールにリンク>>続きを読む
「ココ・アヴァン・シャネル」のアンヌ・フォンティーヌ監督初期の作品で、60分の中編。パートタイムで保険会社に勤務しながら、俳優業をしているオーギュスタン。彼の日常とメジャー作品のオーディションに挑む様>>続きを読む
本作のリメイクである「コーダ あいのうた」は大好きな作品。アカデミー賞受賞した報を目にした時は、思わず声あげちゃったw。そのオリジナル版に挑むの巻。どうしても比較してしまうのは申し訳ない。
「パリタ>>続きを読む
アガサ・クリスティーが11日間失踪した1926年の事件は謎に包まれている。それはミステリーファンやクリエイターの想像をかき立て、数々のドラマや映画が製作されてきた。
本作は、発見時に記憶を失っていた>>続きを読む
家族で大好きな「はたらく細胞」。それがなんと実写映画化。アニメ版ED曲Cheers!を時おり口づさむ長女は、予告編を見て顔をしかめた。
🧑🏻「マジ?しかも予告編からウンコネタ?こんな映画化ありえん」>>続きを読む
八代亜紀が亡くなったのは2023年、大晦日を翌日に控えた12月30日だった。大瀧詠一の時もそうだったけど、紅白歌合戦の放送直前に、歌で世間を励ましてくれた人の訃報を聞くのは辛かった。八代亜紀が亡くなっ>>続きを読む
1996年からコミックの連載が始まった「銀河鉄道999 」エターナル編のアニメ化作品。新たな劇場版を1999年に…という企画で、前年に導入部分として公開されたのがこの「エターナル・ファンタジー」である>>続きを読む
個人的プロジェクト「名作映画ダイジェスト250」(ロードショー誌80年12月号付録)制覇計画のためセレクト。これを午前十時の映画祭で観られるとはありがたい機会。
シドニー・ルメット監督と脚本のパディ>>続きを読む