takさんの映画レビュー・感想・評価

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マーメイド・イン・パリ(2020年製作の映画)

3.4

僕ら世代は、人魚と恋に落ちる男性のお話というと間違いなく、トム・ハンクスとダリル・ハンナのイメージが脳内のどこからか呼び出される。「スプラッシュ」大好きだったなー。あれでダリル・ハンナに恋をした元男子>>続きを読む

神風(1986年製作の映画)

2.8

リュック・ベッソン製作によるSF作品。勤めていた会社を解雇された老科学者は、テレビに映る人物を画面越しに殺害する装置を作り上げた。耳障りな女子アナ、気に食わないニュースキャスターを、日本のハチマキをし>>続きを読む

トゥー・ムーン(1988年製作の映画)

2.7

ザルマン・キング監督は、エロティックラブストーリーの名作「ナインハーフ」のプロデューサーだった人。確かに美しくて印象に残る映像の作り込みと、音楽の使い方になかなかのセンスを感じた。でも、フィルモグラフ>>続きを読む

花芯(2016年製作の映画)

3.4

(映画評とは言えないかも)

男女の関係でひとつふたつステップが進むと、感情だけでなく身体の問題が必ずついてまわる。それはどんなに言葉を尽くしたところでも、避けては通れないものだ。この映画でも、はぐら
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エンティティー/霊体(1982年製作の映画)

2.9

アメリカで実際に起こった事件を基にしたホラー映画。主人公カーラは、ある日見えない相手に寝込みを襲われ、レイプされる。精神科医は病気と決めつけ、友人も信じてくれず孤立していく。カーラは超心理学者と共に霊>>続きを読む

砲艦サンパブロ(1966年製作の映画)

3.7

1920年代の中国は戦乱の時代。国民党と共産党が、軍閥を打倒する戦いが各地で起こっていた。不平等条約による欧米列強の支配はまだ色濃く残り、各地に軍隊が駐留していた。主人公である機関兵ホールマンが赴くガ>>続きを読む

ハリケーン(1937年製作の映画)

3.5

サミュエル・ゴールドウィン製作、ジョン・フォード監督によるパニック映画の原点とも言うべき作品。

南の島に襲いかかるハリケーンの脅威だけでなく、島民と総督の対立のドラマが並行して進行する。極限状態での
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007/黄金銃を持つ男(1974年製作の映画)

3.3

ロジャー・ムーアのボンド第2作。原作者イアン・フレミングの従兄弟であるクリストファー・リーが悪役スカラマンガを演じる。

ボンド殺害予告と思われる黄金の銃弾がMI6に届く。一方で太陽光をエネルギーに変
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劇場版パタリロ!(2018年製作の映画)

2.8

えー、魔夜峰央作品の大ファンでございまして。「パタリロ !」「ラシャーヌ!」は白泉社文庫版で全巻揃えました。北九州市の漫画ミュージアムで開催された魔夜峰央展で、みーちゃん先生のサインもいただきました。>>続きを読む

なまいきシャルロット(1985年製作の映画)

4.0

少女の揺れる心情と憧れ、夢と現実を優しいタッチでフィルムに焼きつけた青春映画の秀作。日本で公開されたのは1989年。同じミレール監督の「小さな泥棒」が公開される時期で、この2作で主演となるシャルロット>>続きを読む

OVER DRIVE(2018年製作の映画)

3.1

成長物語は、映画を観て感動させる要素の一つだ。だから最初からデキるヤツが主人公の場合、ストーリー上いろいろあっても、冒頭と印象がさほど変わらなくて心底物足りないと思うことも多い。羽住英一郎監督の大ヒッ>>続きを読む

007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

4.2

ロジャー・ムーアが演じたボンドは、ショーン・コネリーと違って、キザで、ユーモアがあって、スマートでスタイリッシュ。"ジェームズ・ボンドこそ目指すべき男子"めいた刷り込みをされて育ってしまった僕が、最も>>続きを読む

パリは燃えているか(1966年製作の映画)

3.7

パリ占領という出来事は、フランスにとっていかに屈辱的なことだったのか。それだけに、この映画で描かれる解放の場面はとても感動的だ。

フランス、アメリカ、ドイツなど国際的なオールスターキャストが魅力的。
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ブラザー・オブ・ザ・イヤー(2018年製作の映画)

3.3

ダメ兄貴とデキる妹。素直になれない二人の関係を描いたメイドインタイランドの人情コメディ。留学から帰国して日系企業に勤め始めた妹は、タイ人と日本人のハーフ男性と付き合い始めるが、父親ヅラする兄が何かと邪>>続きを読む

5月の花嫁学校(2020年製作の映画)

3.5

時は1967年。フランスのアルザス地方にある家政学校にも新入生がやって来た。嫁入り前の女性をいわゆる良妻賢母に育てる教育をやっている学校だ。ところが経営者である夫が突然亡くなってしまい、後を引き継いだ>>続きを読む

007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

3.0

ショーン・コネリー再登板となったシリーズ第7作。おなじみのガンバレルの後、映画冒頭に執拗に宿敵ブロフェルドを追い回す荒々しい姿が登場する。それまでのスマートなイメージと違うし、ちょっと貫禄ついた感じす>>続きを読む

イイネ!イイネ!イイネ!(2017年製作の映画)

3.0

クレイジーケンバンド結成20周年で製作された横浜への地元愛あふるる佳作。現在はミュージシャン、そのマネージャー、ヤクザとそれぞれの道を歩んでいる幼なじみの男3人。ある日、トラブルに巻き込まれている女性>>続きを読む

冤罪(1983年製作の映画)

2.5

ドイツ兵マークはある女性の証言で犯人と疑われ、投獄される。第二次世界大戦下の混乱した状況下での冤罪を、獄中の模様もリアルに描く。

帳簿に何気なく線を引く吏員の姿は、国家の冷たさを象徴しているのか。獄
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リスペクト(2021年製作の映画)

4.0

音楽もの伝記映画が次々に製作されている。本人になりきった演技はもちろんだが、歌や演奏も聴かせなければいけない。ましてや数々の偉業をなし遂げたアーティストだけに、観客は思い入れがあるから中途半端なことは>>続きを読む

ルビー・カイロ(1992年製作の映画)

2.8

角川春樹、製作者としてのハリウッド進出第1作。死んだ夫の足跡を辿る主人公。しかし彼女はこれまで知らなかった夫の影の部分に気づく。世界各国を飛び回る豪華なロケーション。クライマックスはもちろんエジプト。>>続きを読む

日の名残り(1993年製作の映画)

4.0

戦後のドイツ再興に手を貸していた英国貴族の屋敷を舞台に、執事と女中頭の大人の抑えた感情を綴る人間ドラマ。人知れず通じ合う心を描かせるとジェームズ・アイヴォリーの美学が冴えわたる。

主人の主義主張は自
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

僕はそれなりに厨房に立つ男子で、テレ東の料理番組「男子ごはん」好きで毎週見てた時期もあった。ドラマ「きのう何食べた?」は仲良しの映画友達女子からのおすすめで、けっこうハマってしまった。ゲイカップルの穏>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

2.3

映画の好みで人をカテゴライズする(される)のが嫌いだ。映画をリトマス試験紙のように扱うんじゃねえよと思う。いろんな意見があるのが当然だし、そこで気づかされることも多いのに、何様やねんと思う。それでもど>>続きを読む

ザ・ヤクザ(1974年製作の映画)

3.4

「燃えよドラゴン」に続くアジア系ヒット作を模索していたワーナーブラザースが目をつけたのは、ニッポンのヤクザ映画だった。

「タクシードライバー」のポール・シュレーダーと、「チャイナタウン」のロバート・
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女王陛下の007(1969年製作の映画)

4.0

一作だけジェームズ・ボンドを演じたジョージ・レーゼンビー主演作。歴代唯一の非欧州出身ボンド俳優であり、撮影中の素行が悪くてプロデューサーや共演者を怒らせたこともあって続投にはならなかったと伝えられる。>>続きを読む

ボクシング・ヘレナ(1993年製作の映画)

2.7

デビッド・リンチの娘ジェニファーの初監督作品にして大問題作。

憧れの女性ヘレナを自分のものにしたい外科医ニック。彼はヘレナを監禁し、逃げられず自分に頼るしかない状況にするためにとんでもない行動に出る
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いまを生きる(1989年製作の映画)

4.2

80年代のピーター・ウィアー監督作は、"異なる文化や考えを持つ者が出会うところに生まれるもの"を描き続けてきた。白人一家が自然に向き合う物語「モスキート・コースト」、殺人事件を通じて少数民族アーミッシ>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

認知症の父親と娘のハートウォームな人間ドラマだと勝手に思って、劇場公開時は敬遠していた。ところが。TSUTAYAの店頭で置かれていた手書きの紹介文に「ミステリー仕立て」とある。…どういうこと?興味をそ>>続きを読む

アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.5

19世紀のイギリス。古生物学者のメアリーは、海辺の町ライムで観光客用に化石を販売する店を営み、老いた母と二人で暮らしていた。裕福な化石収集家から妻シャーロットを静養させたいので数週間預かって欲しいと頼>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.7

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による「砂の惑星」の映画化は、スターキャストを集め、連作となる注目作。これまでデビッド・リーンで企画されて流れ、ホドロフスキー監督での企画は頓挫、1984年のデビッド・リンチ監>>続きを読む

ブレインストーム(1983年製作の映画)

3.3

特撮の第一人者ダグラス・トランブルが監督を務めた数少ない作品。人間の思考、感覚を記録して再生できる装置を完成させた二人の科学者。この技術が軍事目的で転用されそうになる。二人は阻止できるのか。

人が見
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スリーサム(1994年製作の映画)

2.7

ひょんなことから学生寮で同室になってしまった男2人と女1人。やがて3人の間に、双方向にならない微妙な恋愛感情が。その三角関係を通じて成長する姿を描く青春映画。

ストーリーはほぼ3人の関係性に絞られて
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MARLENE/マレーネ(1984年製作の映画)

3.0

戦争映画でちょくちょく見かけるマクシミリアン・シェルが、ドキュメンタリー映画を撮るというだけでも珍品。しかもマレーネ・ディートリッヒの偉業を振り返り、本人にインタビューするという内容に興味をそそられた>>続きを読む

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

3.5

なんだろう、このおっさんの情熱は。「砂の惑星」の映画化に挑んで製作にたどり着けなかった一部始終を、カメラの前で語り倒すドキュメンタリー。企画を進めていた70年代に、視覚効果のダン・オバノン、音楽はピン>>続きを読む

キャット・バルー(1965年製作の映画)

3.2

コロンビア映画のオープニングに登場するお馴染みの自由の女神。これがいきなり女ガンマンに変身するという、痛快なスタートが楽しい西部劇。

舞台は19世紀が終わろうとするアメリカ西部。工場建設の為に立ち退
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

3.3

永作博美大好きで松山ケンイチ大嫌い(ドラマ「平清盛」レビュー参照)なもので、実はこの映画を観るのをずーっと避けてきた。この二人がイチャイチャする場面がある映画を観るなんて拷問だよ。好きな女の子から自分>>続きを読む

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