このレビューはネタバレを含みます
エヴァスタッフによるガンダム新作か。どんなだろ、テレビ待てばいっかぁ…と思っていた。だが、僕ら世代をくすぐる要素がある…との情報を目にして、もはやじっとしていられなくなり映画館に朝イチで参戦。
宇宙>>続きを読む
フランスのバンド、ダフト・パンクが松本零士ファンであったことから、新曲のプロモーション映像を依頼。東映アニメーションで製作された本作は、カンヌ映画祭でも上映された。2024年に復刻上映されたが、上映館>>続きを読む
個人的プロジェクト「名作映画ダイジェスト250」(ロードショー誌80年12月号付録)制覇計画のためセレクト。
ヌーヴェルヴァーグとカテゴライズされる映画監督たち。ゴダールやトリュフォーはそれなりに観>>続きを読む
僕が初めてウディ・アレン映画を観たのは中学生の時分で、地上波で放送された「スリーパー」(1973)だった。ドタバタのギャグだけでなく、際どい性的なネタもあったから、今思うとよく親は黙認してくれたよな😓>>続きを読む
2025年の映画館初詣。シルビア・クリステルの「エマニエル夫人」は親に隠れて観た世代なもので、同じ原作を再び映画化と聞いて、気になって映画館へ。
あの「エマニエル夫人」とは全然別な話。共通点は舞台が>>続きを読む
大学4年、陪審員制度について考える刑事訴訟法ゼミに所属していた。映画「十二人の怒れる男」を題材にしているゼミ。当時の日本には、国民が司法参加する裁判員制度がまだなかった頃で、陪審制の長所と短所、導入の>>続きを読む
Apple TV+無料の週末に鑑賞したもう1本は、昨年の劇場公開時に見逃していた「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」。
米ソの宇宙開発競争が激化する時代、アメリカのアポロ計画は国民の関心を失いかけてい>>続きを読む
アガサ・クリスティ「オリエント急行の殺人」の映像化で、本作はアメリカのテレビ向けに制作されたドラマ版。申し訳ないけれど、シドニー・ルメット監督版(名作!)やデビッド・スーシェのテレビシリーズ、ケネス・>>続きを読む
Apple TV+が週末限定無料だったので、観たかった2作品を観賞。まずは大好きなジョン・カーニー監督作「フローラとマックス」。
夫と別れて息子と二人暮らしのフローラ。経済的にも厳しいし、息子は窃盗>>続きを読む
前作の延長ではあるが、全く違う世界線の続編。あの頑張るダメ男路線が好きだったのに、ゴッサムシティみたいな暗黒の未来都市で、派手なアクションとダンスミュージックと怒号が飛び交う。ゼブラーマンから白と黒と>>続きを読む
昔からダメ男が頑張る映画が好きだった。その根っこにあるのは、自分に自信を持てない鬱鬱とした気持ちがあったせいだとも思える。だからスクリーンの中に共感できる何かを見つけるのが嬉しかった。励まして発奮させ>>続きを読む
オリジナルの日本アニメ「超電磁マシーン ボルテスV」(1977)は見たことがない。民放2局(当時)の県に住んでいたから、きっと放送がなかったんだと思う。そのアニメがフィリピンで大人気。その作品への愛で>>続きを読む
🎍明けましておめでとうございます🎍
旧年中も戯言レビューにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。2025年も引き続きよろしくお願い申し上げます🙇🏻
2024年間ベストはプロフィールにリンク>>続きを読む
「ココ・アヴァン・シャネル」のアンヌ・フォンティーヌ監督初期の作品で、60分の中編。パートタイムで保険会社に勤務しながら、俳優業をしているオーギュスタン。彼の日常とメジャー作品のオーディションに挑む様>>続きを読む
本作のリメイクである「コーダ あいのうた」は大好きな作品。アカデミー賞受賞した報を目にした時は、思わず声あげちゃったw。そのオリジナル版に挑むの巻。どうしても比較してしまうのは申し訳ない。
「パリタ>>続きを読む
アガサ・クリスティーが11日間失踪した1926年の事件は謎に包まれている。それはミステリーファンやクリエイターの想像をかき立て、数々のドラマや映画が製作されてきた。
本作は、発見時に記憶を失っていた>>続きを読む
家族で大好きな「はたらく細胞」。それがなんと実写映画化。アニメ版ED曲Cheers!を時おり口づさむ長女は、予告編を見て顔をしかめた。
🧑🏻「マジ?しかも予告編からウンコネタ?こんな映画化ありえん」>>続きを読む
八代亜紀が亡くなったのは2023年、大晦日を翌日に控えた12月30日だった。大瀧詠一の時もそうだったけど、紅白歌合戦の放送直前に、歌で世間を励ましてくれた人の訃報を聞くのは辛かった。八代亜紀が亡くなっ>>続きを読む
1996年からコミックの連載が始まった「銀河鉄道999 」エターナル編のアニメ化作品。新たな劇場版を1999年に…という企画で、前年に導入部分として公開されたのがこの「エターナル・ファンタジー」である>>続きを読む
個人的プロジェクト「名作映画ダイジェスト250」(ロードショー誌80年12月号付録)制覇計画のためセレクト。これを午前十時の映画祭で観られるとはありがたい機会。
シドニー・ルメット監督と脚本のパディ>>続きを読む
80年代にジャッキー・チェンが最初のアメリカ進出を挑んだ頃の主演作。僕は初公開の85年に映画館で観ている。生息地の映画館では「007/美しき獲物たち」と二本立て。ジャッキーと並べられたら、ロジャー・ム>>続きを読む
昨年の劇場公開時に見損ねて以来、気になっていた作品。できれば映画館で観ておきたかった。でもパリの地図を広げて自宅で観るのも楽しいかもしれない。どれだけのドライブだったのか、どれだけ寄り道をしたのかがよ>>続きを読む
上田慎一郎監督は見せ方が上手。本作を観て改めてそう思った。台詞に頼らない映像で、置かれた状況や心情をちゃんと伝えてくれる。特に短い場面の心理描写が見事なのだ。「カメ止め」の後半もそうだったし、カンヌ映>>続きを読む
「ヤマトよ永遠に」リメイク第二章。第一章が歯切れの悪い終わり方だったので、今度こそ新生ヤマトが出撃する勇姿が観られる!と期待して劇場へ。デザリアム艦との戦闘シーンは、期待を超えたスピードと迫力で満足し>>続きを読む
テレビシリーズに関わった6人の脚本家による6つのエピソード+実写版「らっきー⭐︎ちゃんねる」が収められたOVA作品。何故かFilmarksでは映画カテゴリーにw
それぞれ楽しいのだが、特に好きなのは>>続きを読む
前作「グラディエーター」から四半世紀近く経って続編が製作されるという驚き。しかもこれまで「エイリアン」「ブレードランナー」など自作の続編企画になかなか携わらなかったリドリー・スコットが、本作では自らメ>>続きを読む
2000年の公開当時、歴史大作映画が現代ハリウッドで製作されたこと自体を何よりも凄い!と思った。甲冑やら鎧を着た人々がズラリと並ぶ光景。宇宙服でも軍服でもない。大群衆のエキストラの衣装から背景まで金と>>続きを読む
清張の「霧の旗」は幾度も映像化されているが、山口百恵主演の77年版しか観たことがなかった。以前から興味があった山田洋次監督×橋本忍脚本による65年版。北九州市立中央図書館で催される松本清張映画会で上映>>続きを読む
クロード・ミレール監督と聞くと、「小さな泥棒」「なまいきシャルロット」「伴奏者」あたりを思い浮かべる世代には、若手女優を主役に据えて揺れる心境を撮る人めいたイメージがあると思う。フィルモグラフィーを見>>続きを読む
ー相身互い
今どきはなかなか耳にしなくなった言葉だ。同じ境遇にあるなら支え合うとか、お互い様とかそんな意味合い。自分がかけた優しさは巡り巡っていつか自分に返ってくる。
親友の叶海を突然の事故で失った>>続きを読む
80年代の青春映画は大人になってから観たものがちらほら。リアルタイムだった大学生の頃はクラシックとミニシアター系映画に狂ってたから、お気楽なハリウッド映画からは距離を置いていた。たまに観ても「こんなん>>続きを読む
船が山を上る強烈なビジュアルに惹かれて、学生の頃からずっと気になっていた「フィツカラルド」。やっと観られた。天然ゴム景気に沸く19世紀末のペルーを舞台に、密林を切り拓いてオペラ座を建てるという野望に駆>>続きを読む
松本零士の原作コミックは随分前に読んだが、話が理解できたという自信がない。テレビシリーズは、僕の地元では放送されなかったので見たことがない。壮大なスケール、歴史と絡めた設定は魅力的ではあるのだが、他の>>続きを読む
主人公が観客に向かって語りかける映画にもいろいろあるが、大部分の主人公にはイラッとさせられる。「アニー・ホール」のウディ・アレンや「ハイ・フィデリティ」のジョン・キューザックの恋愛自慢は、派手な遍歴も>>続きを読む
春日太一氏が書いた橋本忍評伝「鬼の筆」を読んでいるのだが、橋本忍の失敗作として紹介されているのが噂に聞く「幻の湖」。高校時代に叔父からもらった湯布院映画祭のパンフにもデカデカと広告が載っていて、東宝創>>続きを読む
突然姿を消した大富豪の妻スオミのために、歴代5人の夫が一同に集まった。しかし彼らが知るスオミはとても同一人物とは思えない相違が。スオミの行方は?本当のスオミとは?
三谷幸喜らしい舞台調の会話劇と、長>>続きを読む