このレビューはネタバレを含みます
小さい頃に見た記憶しかないまま、今回再鑑賞。
DVD持ってるのに、なんとなくまた見たいと思えなくて。
まずあたりまえだけど、幼子ががんばっている姿に心打たれますね。
あとは邪な気持ちとか汚い欲望とか無しの、本当に純粋な愛情という題材が良い。
途中、人間のエゴだらけなのに、デイビッドだけはずーっと純粋で、それなのに報われない中健気に母親を求めてる姿が痛ましかった。
昔からグラディエーターだったり、公開処刑だったり、魔女狩りだったり、人間のエゴはあるけども、
そういう昔ながらの題材をロボットという未来的なもので描くセンス。
スピルバーグ先生は実在しないものでも、そこに視聴者を引き込む力が素晴らしい。
最後がね、もうね。
セリフじゃなくてナレーションにしたの大正解だと思う。
まるで小説やおとぎ話のような静かな終わり方。
それと、デイビッドの心情を表すのにはぴったりだったと思う。
涙ぼろぼろ。
褒めまくってるけど、テディが一人残されてて可哀想なので、そこはマイナス。