あゆみ

バタフライ・エフェクトのあゆみのレビュー・感想・評価

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)
3.2
【あゆみの再鑑賞第十四弾】
映画を観始めた頃に一度観ている。その時はまぁまぁ普通に面白い映画ぐらいしか感じなかったが、今、改めて観て脚本の素晴らしさに驚いた。
なぜ子供が残酷になるのか。それは近くにいる大人つまり親で変わる。そこを2時間弱の中で2つの家庭を出して比較表現されていた。児童虐待、性暴力は殺人と同じ、もしくはそれ以上の行いであることがこの映画から分かる。
そして誰もが思う“あの時、こうしていれば”をファンタジー要素として表現。誰かが幸せになれば誰かが犠牲になる。残酷だけど、それが人生。今、最悪って思うことあるけど、意外と今がマシだったりするのかもね。
有名なラストの展開は拍手を送りたいぐらい感動した。
あゆみ

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