8年ぶりの鑑賞、内容ほぼ忘れてたおかげでかなり楽しめました。これは確かに名作、さすがタイムリープものの最高傑作!
序盤のいきなり少年が包丁を持って現れたシーンで、思わず「びくっ!!!」となり、すぐに心を掴まれた。
クリストファー・ノーランもこういう繊細で緻密な脚本を書いてくれればなぁと思う。
気になったのはラスト。ビターエンドって感じじゃん。ハッピーエンド信者なのでハッピーエンドにしてほしかったなぁ。
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この映画には少し思い出があって。
8年前にサークルの後輩と、大好きな新海誠さんの『言の葉の庭』を見に行った帰り道、そろそろ俺も本とマンガばかりではなく映画を見ていきたいなぁと思い、映画好きのその後輩にオススメを聞いた。
そこで紹介されたのが『マネーボール』と『バタフライエフェクト』だった。
「森井さんは考えるのがお好きだと思うので、考えさせられる系の映画をチョイスしてみました」
しっかりと僕のことを考えて選んでくれたので映画はとても苦手だったのだけど、すぐに見てみたら、2作とも驚くほどはまれなかった(全体的に暗く、わかりにくかったから)
やっぱり映画苦手だなぁとなってしまい、映画をはまるきっかけを逃したのでした。
今にして思う。違うんだよ、森井は何も考えないで見られるアクション映画が好きだったんだよ。映画はただの娯楽。何も考えたくなかった。『ベイビードライバー』や『キングスマン』『ダイハード』とかそういうのを紹介してもらえてたら映画にもっと早くはまれていたんだろうなぁと思う。
そんなことがあったので、映画のオススメを聞かれることが増えた今では、まず「相手の好みのジャンル」を聞くようにしている。もちろん言語化できていない人がほとんどなので、その場合は「好きな映画3本」を教えてもらうことにしている。
『アイアムサム』が好きなんだ。なら『7番房の奇跡』とかどう?
あーはいはい『ミッションインポッシブル』ね。なら『イコライザー』見てみてよ。最高のアクション映画だから。なんて。