みんと

真夜中の虹のみんとのネタバレレビュー・内容・結末

真夜中の虹(1988年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

最後に、結末と「虹の彼方へ」と題名(原題も含め)が一気にマッチして最高に良い。

アキ監督作品はまだ3作目だが、初めに主人公である労働者階級の仕事ぶりを映すことで、しっかりフィンランドの格差をテーマの一つにしていることが読み取れる。

本作の主人公は社会格差に虐げられ、その上犯罪を犯しているし、仲間は次々と死んじゃうし、と、割とシリアス。お決まりの絶妙なコメディ要素が散りばめられているが、本作では笑いと悲しみが混在すると言うか、同時発生する感じ。それが映画として心地よかった、、。
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