えそじま

真夜中の虹のえそじまのレビュー・感想・評価

真夜中の虹(1988年製作の映画)
4.7
カスリネンかわいそうやねん…。どれだけの不幸の連続がこの冷却と戯れのうちに漂い、いかに多くの希望がそこに語られているか。冒頭の拳銃自殺の男がカスリネンに予定されていたもう一つの結末だったかもしれない。そうした一切の暗い過去がまだ真夜中の港に名残りをとどめながら、虹の彼方に未来がはじまろうとしている。この曲もひょっとすると劇中のラジカセから流れたのではないだろうか。
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