カウリスマキ労働者三部作の二作目。
色々な不幸に見舞われる男、カスリネン。そんな中出会った女性と彼女の息子。ツイてないけど、女性と出会い、恋をして人生は好転する…?
パラダイスの夕暮れ同様、無表情の人達が織りなすシュールな人間模様。
強盗に全財産を奪われても悲観するでもなく、泣き崩れるわけでもなく、それでも自分の人生を切り開いていく。
人生ってみんなこんな感じなのかもって思えて、登場人物たちが愛おしくなる。
朝になってから握手して自己紹介するスタイル面白すぎ。
カウリマスキの乾いた笑いを誘う作風が好き。
終わり方が本当に秀逸なのよ。
また絶望の中に希望を見い出せた。
ありがとう。
─────────
2023/𝒩𝑜464◡̈✧🌛☽・:*
おうち映画𝒩𝑜464☪︎*˚