nodoubt

デイ・オブ・ザ・デッドのnodoubtのレビュー・感想・評価

デイ・オブ・ザ・デッド(2008年製作の映画)
3.0
死霊のえじき(原題デイオブザデッド)のリメイク。
とはいえ、本家は人間ドラマ&グログロホラー、こちらは健全なサバイバルアクションと、全くの別物。

今回のゾンビは謎のウイルス感染、フリーズからの突然ゾンビ化。
しかも身体能力高過ぎ、超絶スピードで動き、天井まで走れちゃう優れもの。
弱点は今回追加された火で焼かれちゃうのプラス定番の頭部破壊or切断。

そんなゾンビと戦うのが、軍人ぽさゼロ、とにかく可愛いミーナ・スヴァーリ。
このヒロインが何とも頼りなくて、ちゃんとパニクるし、ちゃんと悲鳴もあげる。笑

さらに日本版予告での肩書き「マライア・キャリーの新郎」が可哀想過ぎる男、ニック・キャノンが部下として何度もミーナ伍長を助けてくれます。

ちなみに名優ヴィング・レイムスもミーナの上官役で登場するのですが、まさかの早々にゾンビ化→退場してしまいます。

そして今回の目玉キャラ、ギリ自我を保っているゾンビのバドくん(ミーナの部下2号)。
名前からも本家バブのオマージュから来ていると思われます。
本家ほどではありませんが、マスコット的存在として癒しを与えてくれます。

このバド。
ラストで恋するミーナ伍長のためにラスボスゾンビと戦います。
バブみたいに格好良くは決められなかったけど(サッカーボールみたいになっちゃったけど笑)、ナイスファイトでした。

お話の方は結局、ありきたりな劣化版バイオハザードみたいなオチで、やっぱり本家(死霊のえじき)はスゴいな。トム・サヴィーニはスゴいなって。
nodoubt

nodoubt