中東に潜入中のCIA捜査官フェリス=Rディカプリオは爆破テロリスト集団の首謀者を突き止めるべく暗躍中。
上司のホフマン=Rクロウは母国アメリカから衛星中継にてフェリスの行動を常に監視。時に協力、時に邪魔をしたりと横ヤリを入れてくる。
首謀者の居所が掴めない捜査陣はヨルダン情報局の切れ者ハニ=Mストロングに協力を依頼するが…
相変わらずというか流石というかRスコット監督の手腕が光る佳作。
舞台が中東なだけに捜査は混迷を極めるが、ストーリーは簡単なスパイ映画。
ここまでスリリング且つセンスの光る作品に仕上げているのはお見事。
Mストロング扮するハニがカッコいい。
ビシッとスーツを着こなしスマートなボスを演じている。
しかしRクロウの役名ホフマンは見た目とピッタリだなぁ。
自分は手を汚さず遠方から俯瞰。
現地に来てもヨルダン情報局は非協力。あげくフェリスを土壇場で見失い、最後には自分自身をアメリカと言い放つ。
事件は現場で起きてるんだよ。
偉そうにふんぞり返っても何もできないよアメリカさんと言わんばかり。
スコット監督…流石です!