はやと

プラネット・テラー in グラインドハウスのはやとのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

安定のロドリゲス。


敢えてB級らしさ全開にしたストーリー展開、フィルム調のギザギザした映像、ズバズバ死んでいくゾンビ、アホみたいなゴア描写、そして冒頭の『マチェーテ』のフェイク予告(実際に公開されたのももはや面白い)、もう全部好き。


観終わった後改めてストーリーを思い出すとまじで意味の分からないお話だったなと思うけど、それと同時にただ面白かったなとも思う不思議な映画。

滅茶苦茶な展開なんだけど何よりも肝心なシーンのフィルムが消失したとかで丸ごとカット、いきなり主要人物達が集結してるの一瞬頭パニックになった。これもセンスなんだろうな。やられた。

無駄な才能は最後に集結して意味を成す。
あのブリッジの画撮りたかったんだろうな、と分かってほっこり。

警官とBBQ屋の兄弟コンビがとにかく格好いいし二人の最後に痺れた。


ゾンビに片足を捥がれて義足代わりに椅子の脚、終いには銃を付けた美女のビジュアルのエグさ。


もうエログロお下品スプラッター全部詰め詰めごちゃ混ぜ映画として最高に楽しませてもらった。
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