エルンスト・ルビッチの観る
泥棒カップルリリーとガストン。
富豪未亡人マリエットに近付くが
ガストンが盗みより恋モードのよ
うになってしまいマリエットも
その気ありそう。
落ち着かないリリーだがの話
超一流のスリでもあるリリーとガストン
の小物の盗み合いだか会話なのか分らな
いのが最高に楽しい。
ここ含めテンポも会話スピードも速いの
で字幕追うのが大変なところも
伏線になってる導入部は適度に端折って
るのもあるので少し観直し納得です
三角関係ではありますがリリーは仕事が
上手くいくの待ちガストンと未亡人の間
に入ってゆくわけにはいかず。
ガストンが本気モードでないのを信じて
る風でドタバタでなくシットリした大人
のコメディ
最後までガストンが本気なのか芝居なの
か分らないのもいいです
ガストンとリリーはアメリカ人の設定で
ターゲットは欧州の王室はじめとした
大金持ちばかり
歴史ある欧州へのアメリカ人の嫉妬か
皮肉かなと思ってたけどルビッチドイツ
人なのでそんなアメリカ人への皮肉?
アドルフへのチクリも入っております