極楽特急の作品情報・感想・評価

「極楽特急」に投稿された感想・評価

dude

dudeの感想・評価

3.7
男が倒れて床に氷が散らばると同時にカメラが横移動を始めるところで何かきた〜とテンション上がる。ケイ・フランシス色っぽいですなあ。
初ルビッチ。主役二人の冒頭のやりとりは最高。

ただ、レンタルVHSの劣化からか恐ろしく白飛びしてて表情からのニュアンスが分からなかった。なので、セルDVDで観てから再評価したい。
泥棒カップルのイチャイチャはほんとかわいい。ポケットを探って ん?お?おお?お前かぁい〜!みたいなのもっと見たかった。
マダム コレの上品さ、麗しさは脱帽。敵わないなぁ。素敵。
ルビッチ定期的に見ましょう。
No.65[ウィットの濃度が濃すぎる] 78点

古き時代の映画はスクリプト重視型の映画がほとんどで、私の好みに合うことが多い。この当時から青田買いをしていたハリウッドに移ったルビッチがMGMで作り上げた本作品は”ルビッチ・タッチ”と呼ばれる彼独特の表現方法を用いて”ハリウッド・コメディ”の一時代を築いた。トーキー出現直後は猫も杓子も歌を歌っていたため、ミュージカル嫌いの私としては暗黒時代なのだが、本作品では誰も歌わないので安心できる。

男女ふたりの泥棒が香水会社社長の未亡人との結婚詐欺を繰り広げるという内容なのだが、如何せん会話のウィットが富みすぎている。教科書にしたいくらい上手い会話の連続なのだが、あまりに多すぎて疲れる。82分で助かった。この濃度で150分とかあったら卒倒するわ。

会話以外でもノックする部屋の掛け違えや泥棒カップルのイチャイチャなど楽しめる要素はいくらでもある。ありすぎるくらい。

でも、この手の映画って時間が経てば記憶自体の濃度が薄まるから適正濃度になった時に評価し直すよ。と言いつつ、世界ではルビッチ映画が不足している気がする。Criterion CollectionとかからBlue-rayが出ることを願って。

追記
そこまで好きでもないことに気が付いた。
オシャレなルビッチ・タッチを堪能できる傑作。

「大泥棒が居て、女泥棒が居て、二人が手をとりあって大金を狙う」などと聞いた時、普通は物騒な物語を想像してしまうであろうが、エルンスト・ルビッチ監督の手にかかると、とってもお洒落なウィットに富んだ楽しさあふれる物語になる。

物語は意外にシンプルであるが、観ていて楽しい。

3人の紳士たちに好かれる貴婦人(ケイ・フランシス)が美しい。

他のルビッチ監督作品『ニノチカ』・『桃色の店』・『生きるべきか死ぬべきか』などといった具体的な描き方ではなく、「愛」をピックアップして表現したような類をみない素晴らしい作品であった。
三四郎

三四郎の感想・評価

3.9
まぁまぁの作品。悪くはないがそれほど良くもない。軽いロマンチックコメディとでも言えようか。なんとなくリズムと軽快さが島津保次郎監督の『婚約三羽烏』と似ているような気がする。観終わった時の感じ方が『婚約三羽烏』を初めて観た後の感じと似ているのだ。ただ、爽快さが違う。私は『婚約三羽烏』の方が好きだな。

マリエット役は、私の好みではない、正直不美人だが、たまに、極、一瞬…美しく見える時がある。目がでかすぎて垂れすぎているからパンダのようで正面からは観てられないが、横向きで俳優を見上げてる表情はいい。
ENDO

ENDOの感想・評価

3.8
ルビッチは古き良き映画の粋な技法が駆使されていてお洒落である。泥棒カップルとと麗しの未亡人との三角関係。確かに演出は素晴らしいと思う。しかし心情描写がどうにもよく分からない。あまりに短絡的で前時代的なソフィスティケートされた倫理観。ヘイズ・コード前の貴重なトーキー。ルビッチはサイレント期の方がその個人的には好き。
ルビッチの中で最高に好きな作品。三角関係をステキに描き出し、会話も非常に上品で洗練されたなかにユーモアが含まれている。"重要なものは見えないところで行われている"を表現するルビッチタッチの真骨頂が寝室のシーンにあるのだが、ベッドシーンをありありと書くのではなく、ドアの動きと時計の動きだけで見せる例のシーンは本当にセクシーである。
なお

なおの感想・評価

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これがヒッチコックとかだったらゴリゴリのサスペンスになるんだろうな 最後の2人が最高にキュート!
「○○エクスプレス」 連続投稿 第12弾♪

オ~ソレミィヨ~♪→ 夜のヴェニス → 逃走する賊 → ホテルの床に横たわる男 …

冒頭数分間のまったく無駄のない場面展開に惚れ惚れしてしまいます♪

エルンスト・ルビッチ監督の作品を観るのは、「ニノチカ」以来たぶん10年ぶり。

今さらですが、さすがはビリー・ワイルダー監督の 「心の師匠」!
ロマンチックコメディというジャンルが、すでにこの時点 (WWⅡ以前) で完成しているという事実を再認識致しました♪

ちなみにこの映画に機関車、電車、列車の類いはいっさい登場いたしませんのでご注意願いますプワ~ン♪)))


次回は 「○○エクスプレス : クラシックス編」 partⅡでおま! ("⌒∇⌒"))
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