泥棒カップルと金持ちの未亡人の恋と駆け引きを描いたエルンスト・ルビッチ監督のコメディ作。見てるだけで口角が上がる作品ばかりでやっぱりルビッチ好きすぎる。
爆笑というわけではないのに、落ち着き洗練さ…
2回目やけど、分かってるけどおもしろい。
最初のお互いに盗む粋な会話のやり取りたまらないねぇ。
扉開けたり閉めたりいいねぇ。
リリーかわいいなぁと最初思ってたけど途中で美しいコレ夫人が出てきてからち…
省略とテンポが見事。こっちのドアかと思うと、逆のドア、お互いに宝石や現金を摺ったり、摺られたりのやり取り、階段を登ったり降りたりの動きは、もはやダンスの領域であった。とてもオシャレで、スマートで、高…
>>続きを読む見せる見せないの選択が全て最適解すぎて凄い。クライマックス、主人公と女泥棒の決着は扉の向こうで着いてしまう感じとか、鏡と影を使ったキスシーンの魅せ方とか、大胆にカメラを動かして大きな建物の空間をワン…
>>続きを読むカメラの移動が多い。人の移動によくついていく。
最初と最後の盗み合いは最高。
わざとらしい芝居にうっとり。こんなくっさい台詞や芝居がプラスに作用するのはルビッチの魔法(知らんけど)もしくは日本語…
1932年製作。原作戯曲ラスロ・アラダール。脚色 サムソン・ラファエルソン。監督エルンスト・ルビッチ。上映館で、ルビッチ監督の特集上映をしていて、本作鑑賞以前に『ラヴ・パレイド(1929)』『結婚哲…
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