おたしん

ソフィーの選択のおたしんのレビュー・感想・評価

ソフィーの選択(1982年製作の映画)
3.5
その選択は他人が判断できるものではない。
死ぬほど後悔するんだろうな。
ソフィーの選択が悲しいものなのもそうだけどその選択をせざるを得ない状況にさせたお前らが1番クソだからな。

ホロコーストの話は何度見ても無理だ。
何の権利があって人の生死を決めているのか。
どんな言い訳されても許せないです。

迫害対象だったソフィーの過去は壮絶だったけど本作では違ったところに感想を持ったりしました。

まずはメリルストリープの演技。
もう満点じゃないですか?
今や大ベテランと言われてる彼女ですがこの頃から確実に天職ですね。
ソフィーの哀しみを完璧に表現してました。

あと人間の固定観念。
ネイサンを頭おかしい奴だよヤバい奴だよって思ってた自分を注意したい。
その人の全てを知らずに決めつけるのはダメですな。
3人で楽しくしてるシーンは大好きだったのに何で時々そんなこと言うんだ!って。
全部分かった上でその人を丸ごと好きになれたら幸せなのにな。
一部で判断するのは良くないと改めて感じました。

トラウマを乗り越えて幸せを感じながら生きようと奮闘したソフィー。
彼女の最期はハッピーエンドと思うべきだろうか。
腕に刻まれた数字を見ると無意識に同情してしまうけど彼女が幸せと思えていたならばそれが最高なんだよね。
ソフィーのネイサンへの愛は本物だったと思います。

スティンゴ優しくて好きでした。
あんたが童貞だったの1番ビックリだよ!笑
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